LAST HEAVEN / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

本日深夜フジテレビにてツアー最終日の模様が放送されます。地上波だから1時間しかやらないけど、とりあえず見逃すべからず!ってことで。
↓ 感想
オープニングから「CISCO」に乗った編集が気合い入りまくりでいきなりヤバすぎ!!そして、映像は幕張のステージに切り替わり、ゴッドファーザーのテーマ!!これで1曲目「ドロップ」なんて反則だよ!!と思いきや、見事にカット(マジかよ!)。これだけは放送して欲しかったので残念。というわけで、「ゲットアップルーシー」からスタート。1時間という短い時間でしたが、結構な曲数やってくれました。
自分がギターやってるからどうしてもアベに目がいってしまうんだけど、もう立ち振る舞いから何からカッコ良すぎ。「世界の終わり」で4弦切れてるとか、そういうハプニングすら様になっちゃうワケ。あの弦のプラプラ感っつーの?でもって、そこで平然と弾ききっちゃうあの姿!!憧れる!!
それにしても、あの客の熱気とそれを覆う空気が凄まじかった。見ててわかるくらいだから、実際はもっとだろうな。状況が状況だけにアンコールとか客も本気だったし、実に素晴らしいGIGを見せてもらいました。「THANK YOU ROCKERS!! I LOVE YOU BABY」ってのはかなりグッときたな。

CORNELIUS Works

確かSKETCH SHOWの新譜にもコーネリアスのリミックスが収録されてるんですよね。金が無かったので、こっちには手が出せませんでした。すごく聴きたい。
ついでに。今ウォークマンのサイトで「POINT OF VIEW POINT(PST ver.)」というのが無料ダウンロード出来ます。聴いたところオリジナルとそんなに変わんないけど、ファンなら落としとけ。

Henshin / MONDO GROSSO

結果的に『限定3万枚』という私の最不得意分野である独占欲の促しや『DVD付き』の何故だかお得感(これで5千円弱だから、よく考えると普通!)に負け、購入という流れに。
個人的目玉はやはり「EVERYTHING NEEDS LOVE -CORNELIUS REMIX-」。ボアちゃんとコーネリのコラボですよ。オリジナルが良かっただけに、非常に楽しみだったのでありますが、意外に地味な例のアコギ調ミックスで、軽く肩を透かされました。しかしながら、曲が終わりに差し掛かった時にかかるモジュレーションのようなエフェクトが脳味噌を楽しませてくれます。こういう数秒に何時間もかけてる感じがコーネリアスの魅力であり醍醐味ですね。この曲の他にも、birdが歌った「LIFE」のセルフリミックスなんかも入っていて、ちょっと懐かしかったです。
で、これDVD付きだったんですが、アレですね。なんかPVというよりVJの映像みたいな感じで、曲とリンクしてくる部分がまた面白いです。映像リミックスってヤツですか。なかなか見ごたえありましたよ。

マイノリティリポート

MINORITY REPORT

スピルバーグ・・・っていうか、DREAM WORKSの作品は最近鼻につくものが多いので、かなりハードル低めで見たんですが、まぁまぁ良かったと思います。ツッコミどころは多々あるんですけど。
まず被害者と加害者の名が刻まれた玉。あれだけコンピュータを駆使してるのになんでここだけこんなアナログなんですか?ディスプレイにそのまま出しゃいいのに。急いでるのに名前彫ってる時間は無駄でしょう。意図がよくわかりません。トムクルーズの殺人が計画的だとされたことも謎です。
次は、網膜検知から逃れるための手術後シーン。この時トムクルーズは目を包帯で覆っていて、冷蔵庫にある腐った方の食事を間違えて食べてしまうんです。これも意味がわからない。ただ笑いを入れたいだけなんでしょうか。途中、一般家庭の食卓で逮捕劇が繰り広げられるところなんかもあるんですが、そんなの全然笑えないし、なんらストーリーにも絡んできません。これも無駄です。
他にもシステムの中核であるプリコグについてなど、色々と疑問点はありますが、ちょっとめんどくさいのでこの辺にしときます。でも、網膜で人物を特定した電子広告は面白いと思いましたよ。
とにかくこの映画は無駄が多すぎです。時間はあまり気になりませんでしたが、最後のオチを主人公のセリフでイチイチ説明するところもなんだかなぁと思いました。「どうだ?難しかっただろ?こういうことだったんだぞ」みたいな感じでウザイです。客をナメたらいけません。だいたいは途中で気づきますよ。それと、ちょっとラストは上手くまとめすぎていて面白くありませんね。この辺がスピルバーグって感じですが。まぁ『売れる』作品です。

24アワーパーティピープル

24HOUR PARTY PEOPLE

面白いかつまらないかというより、私はこの映画を見る人間ではありませんでした。この作品は英国のマンチェスタームーヴメントについて解説を交えながらドキュメンタリータッチで描いているんですが、その辺の知識が無さすぎました。確かにセックスピストルズの初ライヴ映像なんかはかなり見ものでしたが、ほとんどは「ふーん、そういうバンドがいたのね」くらいのモンです。
映画そのものとしては、面白いシーンがいくつかありました。例えば、主演の男が駅の前に車を止めててクラクション鳴らされるんですけど、ここのセリフが「今行くよ。ありがとう。ファックオーフ(中指)」って感じでちょっと笑ってしまいました。
あとは、エンドロールの音楽が良かったくらいですね。まぁこの時代に詳しい人は楽しめるのではないかと思いますよ。私ももうちょっと80年代UKシーンを勉強してきます!!

マトリックスレボリューションズ

MATRIX REVOLUTIONS

やっぱ俺ってミーハーだなぁと思いながら新宿ミラノ座で鑑賞。今回も前作のおさらいは全く無し。リローデッド見てないと無理。制作側も強気ですねぇ。まぁ自信があるんでしょう。前作は全くツボを突いてきませんでしたが、今回は打って変わって面白かったです。もうメカが最高なんですよ。センチネルや船はもちろんですが、特筆すべきはAPUです。ああいうアナログ的なマシンは面白いですよ。動きは滑稽ですが、まさに人間VSコンピュータという感じで燃えます。センチネルの群れがドックに侵入してきたところをとにかく撃ちまくるあのヤケクソな感じとか「うおぉぉおお!!ブチかませぇえ!!!」なんつって興奮しっぱなしでした。絶望的な数に立ち向かうミフネに男の死に様を見た!
今回、モーフィアス(相変わらずのドンドコぐっさんぶり)があまり活躍しなかったのは少し残念ですが、前回あまり活躍の場を見せなかったナイオビ(どうでもいいけど、ずっとナイロビだと思ってた)が最高に良かったです。あの操縦テクに映像技術が重なって盛り上がること間違いなし!彼女の強気な発言で尻にひかれっぱなしのモーフィアスも必見です。腹をくくったナイオビは放つ言葉がいちいちカッコ良い。
そして、ついに姿を現したマシーンシティ。機械の中枢部です。このデザインがまたツボ。そびえ立つ城に向かってネオとトリニティが爆進!!もちろんここでもセンチネルの大群が押し寄せてきます。またありえない数です。絶対無理じゃん!と思ったその時、なんとネオがハンドパワーで次々と撃破!!ええ!?・・・ネオの力はマトリックスを超えたようです。こうなったら理屈もクソもありませんが、この時点での私はもうこの作品にそんなものは求めていませんでした。モチ大興奮です。
しかし、この力にも限界がありました。敵を回避して上空へ。ここで唯一、青空を臨むことが出来ます。嵐の前の静けさといった感じでとても良いシーンです。そこからなんとか核に侵入し、ボスの登場。コイツがセンチネルの集合体でハムナプトラを彷彿させるようなモノでしたが、脅威的存在感は出ていたと思います。そうきたか!と。
ラストはお待ちかね、リーダースミスVSネオ。出た!実写版ドラゴンボール!!正直思わず吹き出してしまうような部分もありましたが、この表現力は素晴らしいです。雨が余計イカす。シビれます。クリエイター陣に拍手ですね。
このレボリューションズは世界観とかそういうモノを深く考えすぎずに、メカニックやアクションを素直に楽しめれば評価出来る作品だと思います。なんかリローデッドは概念をたくさん詰め込まれすぎてわけわかんなくなっちゃったんですよね。まぁそういった意味ではリローデッドをもう一回ちゃんと理解した上でまた見てみたいですよ。3巻揃ったDVD-BOXとか出ないかなぁ。
私思わずサントラ買ってしまったんですが、エンドロールの「NAVRAS」凄いです。ザイオンの世界を思わせる民族調の入りから、マシーン世界の表れとしてテクノが乗っかるあたりはサントラとしても普通の音楽としても鳥肌モノの作品です。そこまで深く考えて作ったかわかんないけど、そう思わせる出来が素晴らしいじゃないですか。一応ココで試聴できます。聴く時は爆音で聴こう!「TETSUJIN」もイイよ。

HOTEI.COM

もう布袋兄貴のメッセージがいちいちカッコ良すぎ!!そしてお茶目!!2003/10/13とかヤバイなんてもんじゃない。まずタイトル「音で殺す。」から始まって「鋼のビートを武器に2年目のHOTEI BANDはモンスターと化して全てのオーディエンスを羽交い絞め。」
怖ぇ!!
最後なんて「震えて待て。」だよ?絶対殺られる。『音殺ツアー』とかパンチ効きすぎ。これはロックンローラーならずとも読破しておくことをオススメします。もうこの人は語録溢れすぎだわ。