ロスト・イン・ラ・マンチャ

LOST IN LA MANCHA

井筒監督オススメ作品!!ってことで見てきたけど、メイキングフィルムっていうのは初めてだったので、イマイチどういう見方をすればいいのかよくわかりませんでした。まぁ製作費50億の映画がオジャンになったってことで、人の不幸を笑うって形だったけど、最後の方はもう見てらんない!ってくらいハードラックに踊らされちまってて、かわいそうになってきました。機材が豪雨で流されるとか、空軍機の爆音で音声が使い物にならないとか、オモロかったんですけどね。それでもスタッフが諦めずにいたってのはやっぱ監督のこだわりとか人間性が魅力的だったのだと思います。終盤で「いつか実現させる」っていう意気込みがまだ感じられたのも良かったですね。
ちょっと気になったのは、こういう場合俳優のギャラってどうなるんでしょうね?ジョニー・デップとか出てましたけど、ある程度もらったんでしょうか。そういう意味でも金の工面とか大変だったでしょうね。やっぱ大切でしょう、お金(松本)。
なんだか、メイキングを作ることは決まっていたにしても、こんな結果になろうとは、、、面白くても皮肉なもんです。映画を作るって大変ですネ。普段何気なく見てはケナしたり、勝手な事言ってますけど、今回こういった形で作業工程というか、映画制作の現場を見れたってのは良かったと思います。映像に限らず、世のクリエイター野郎達は見るべし!!