花粉

今、世界で一番嫌いなモノだ!今日ものうのうと地球上をはびこってやがった!!パウダーの分際で!!もう誰かヤツを止めてくれ。「くしゃみ、鼻水、鼻づまり」。そんな症状丸出しだ。この三連コンボが一気に押し寄せてきた時の戦闘力は並々ならない。私は身を解放し、鼻から放出する透明な液体をただただ垂れ流すしかないのだ。これを制御する方法は、ひとつ。恥じらいもなく、ティッシュを思いきり詰め込むしかない。しかし、言うまでもなくその醜態は恐ろしい。お嫁に行けない。
花粉君(関西の発音で)とは、かれこれもう7年も付き合っている。7年もあれば大抵の関係はお互いの良し悪しを理解し、強い絆でつながっているものだ。しかし、よくよく考えてみればヤツは粉だ。よくよく考えなくても粉だ。そんなヤツと共存するなんて到底無理な話だ。なんだかよくわかんなくなってきたけど、また薬づけの日々が始まろうとしている。そこでひとつ問題なのが、副作用。望まなくとも睡魔が襲来してくるのである。それがたとえ人生の岐路に立たされた状態でもドラッグは容赦しない。公共広告機構言うところの「人生やめますか?ドラッグやめますか?」だ。まぁそこまでシビアではないけど、要するに本当はあまり使用したくないのだ。が、こうしている間にもゴミ箱はティッシュの山を形成してきている。近頃のゴミ袋は半透明なので何かと心配だ。男性の方ならこの意味がよくわかってもらえるであろう(わからなきゃ男じゃねぇぜっ!)。そんな二次災害をも引き起こす花粉は、この先も私の生活を蝕むのでしょうか。医学の発達を心よりお待ちしております!